対位法ってきいたことある?
皆さんは対位法という言葉を聞いたことがありますか?クラシックを勉強したことがある人なら、耳にしたことぐらいはあるのかもしれません。
でも、詳しくどんなものか説明して欲しいといわれても困っちゃいますよね笑
今回は対位法編の導入として、対位法では何を勉強していくのかについて紹介していきたいと思います。
対位法ってどんなもの?
具体的に、対位法とはどんなことを勉強していくのでしょうか。
対位法とは、旋律と旋律の組み合わせによる作曲技法のことです。
簡単に説明すると、複数のメロディーをきれいに組み合わせて書くための勉強です。
例えば合唱!
ソプラノ、アルト、テノールなどの様々なパートが同じような音型で平行に進んでいったり、クロスしていったりすることによって、美しい響きが作り出されていきますよね。
その様に、メロディーだけではなく対になる旋律を書くための作曲技法が、対位法で勉強できる内容です。
合唱だけではなく、オーケストラ作品も様々な楽器で様々な旋律が組み合わさって出来ていますよね。
対位法を勉強していくことによって、一つのメロディーから対になる旋律を生み出せるようになるため、編曲をしようと思ったときにとても役立ちます!
オススメの教本
和声の教本紹介でも登場したシリーズの対位法版です。
実際の譜例が載っているため、とても勉強しやすいと思います。
また最後の方に、作曲・編曲にはどのように応用して良いかというカテゴリーもあるので、実際に作曲や編曲をするためのヒントが沢山詰まっていますよね。
ちなみに勉強するときは譜例を見るだけではなく、是非YouTubeなどでその曲を聴いてみてくださいね。