♯や♭の読み方
曲を演奏していると、♯や♭がついている音符が出てきますよね?
この記号の読み方知っていますか?
♯この記号は、シャープと呼びます。
意味は半音、元の音符の音よりも高くすることです。
半音はピアノでいうと隣の鍵盤のことなので、高くなると言うことは一つ右の鍵盤を演奏すれば大丈夫です。
♭この記号は、フラットと呼びます。
意味は半音、元の音符の音よりも低くすることです。
ピアノだと、一つ左の鍵盤を演奏することになります。
変化させた音をなんと言う?
前回の記事で、変化されていない音を幹音と呼ぶと書きましたよね。
派生音の様々な言語での呼び方
日本語の場合
日本語の場合、
♭の場合は変(ヘン)
を音名の前につけて読みます。
たとえば、ハに♯がついていたら嬰ハ、ホに♭がついていたら変ホとなります。
(日本語での音名については前回の記事にて)
また、
♭♭ 2つフラットがある場合は、重変
を1つしかついていないときと同じように音名の前に付けます。
2つ変化記号がついている場合は、半音+半音で鍵盤2つ分(全音)移動した音を演奏します。
ドイツ語の場合
日本語の場合、
♭の場合はes
を音名の後ろにつけて読みます。
♯系の場合、
Cis・Dis ・Eis・Fis・Gis・ Ais・ His
チス ・ディス・エイス・フィス・ギス・アイス・ヒス
♭系の場合、
Ces・Des・Es・Fes・Ges・As・B
チェス・デス・エス・フェス・ゲス・アス・ベー
♭系の場合注意して欲しいのが、EのときはEesとはせずeを省略します。
またHの音はHesではなくBに変化するので要注意です。
また、
♯♯ このように2つシャープがある場合はisis
♭♭ 2つフラットがある場合は、eses
を音名の後ろに付けて呼びます。
♭2つの場合も注意点があります。
A♭♭は、Asesという場合と、Asasという場合の2種類があります。
B♭♭は、Heses、BB、Besという3種類があります。
英語の場合
英語の場合は一番簡単です。
音名の後ろにそのまま、シャープ、フラット、と付けて呼ぶだけです。
たとえばCにシャープがついていたらシーシャープ、Eにシャープがついていたらイーシャープとなります。
(英語での音名については前回の記事にて)
また、
♭♭ 2つフラットがある場合は、ダブルフラット
を音名の後ろに付けて呼びます。
あとがき
今回の記事はいかがでしたか?
日本語と英語は単純に付け足すだけなので簡単でしたよね。
ドイツ語に関しては少しややこしいので、しっかりと復習しておいてくださいね!
ここまで読んでくださってありがとうございました♪