音程とは⑥七度と八度 練習問題付き!

音楽理論

7度の場合

 7度は長・短系の音程です。

上のような位置関係になります。

 

7度も数え方の裏技を紹介します。

 

音程は、足して9になるもの同士がとても仲が良いと思って下さい。

(例:1度と8度、2度と7度、3度と6度、4度と5度)

その様に、仲が良い音程と裏表のような関係になります

(2度が長だったら7度が短、3度が増だったら6度が減・・・)

 

なので、度で考えるのが大変な場合は音程をひっくり返して2度の音程を導き出し、それを再び7度に戻してやると数えやすくなります。

 

例えば「ド」と「シ」の7度の音程があったとします。

その際、ひっくり返して「シ」と「ド」の2度音程と考えると、短2度であることが簡単に分かります。

それを6度に戻して、「短」を対となる「長」にすると、「ド」と「シ」の7度音程は、長7度であることが分かります。

 

8度の場合

8度は、完全系の音程です。

上のような位置関係になります。

 

8度の場合は、全く同じ鍵盤に2音が存在する場合は完全8度

それよりも広いと 完全→増→重増

それよりも狭いと 完全→減→重減

となります。

 

練習問題

それでは練習問題を解いてみましょう。

リンクをクリックするとPDFファイルが開きます↓

08音程⑥7度8度

08音程⑥7度8度 解答

 

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