音程とは⑤五度と六度 練習問題付き!

音楽理論

5度の場合

5度は、完全系の音程です。

上のような位置関係になります。

 

裏技の鍵盤での数え方も紹介しておきます。

完全5度の場合は、鍵盤の数は8つです。

それが増5度になると、鍵盤の数は9つになります。

また減5度になると、鍵盤の数は7つになります。

 

完全5度よりも鍵盤の数が増えると、「完全」→「増」→「重増」に

完全5度よりも鍵盤の数が減ると、「完全」→「減」→「重減」になります。

 

 

6度の場合

6度は長・短系の音程です。

上のような位置関係になります。

 

6度ぐらいになると、鍵盤の距離が離れてきて数えづらいですよね。

そんな時の裏技を一つ!

 

音程は、足して9になるもの同士がとても仲が良いと思って下さい。

(例:1度と8度、2度と7度、3度と6度、4度と5度)

その様に、仲が良い音程と裏表のような関係になります

(2度が長だったら7度が短、3度が増だったら6度が減・・・)

 

なので、6度で考えるのが大変な場合は音程をひっくり返して3度の音程を導き出し、それを再び6度に戻してやると数えやすくなります。

 

例えば「ド」と「ラ」の6度の音程があったとします。

その際、ひっくり返して「ラ」と「ド」の3度音程と考えると、短3度であることが簡単に分かります。

それを6度に戻して、「短」を対となる「長」にすると、「ド」と「ラ」の六度音程は、長6度であることが分かります。

 

まぁ、裏技使わなくても一気に答えられるのが理想なんですけどね笑

 

練習問題

それでは練習問題を解いてみましょう。

リンクをクリックするとPDFファイルが開きます↓

07音程⑤5度6度 問題

07音程⑤5度6度 解答

 

次回の記事↓

音程とは⑥七度と八度 練習問題付き!
7度の場合  7度は長・短系の音程です。 上のような位置関係になります。 7度も数え方の裏技を紹介します。 音程は、足して9になるもの同士がとても仲が良いと思って下さい。 (例:1度と8度、2度と7...
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