音符と休符

音楽理論

音符と休符を覚えよう!

楽譜に欠かせないものと言えば・・・

まずは音符と休符ですよね!

 

では、音符と休符のそれぞれの定義とは何でしょうか。

 

音符・・・音の長短を示し、譜表上において音の高さを表す記号
休符・・・音の休止している間の長さを表す記号

 

音符や休符には様々な種類があります。

今回はその様々な音符について見ていきましょう!

単純音符と単純休符

音符

単純音符とは、通常使われる音符たちのことです。

長さを視覚的に表すと、上の表のようになります。

 

全音符を基準に数字が大きくなるほど、だんだんと半分ずつ短くなっていきます

濃い色で示している部分が、その音符の長さにあたるので半分になっていくのが分かりますよね。

 

 

休符

単純休符は普段使われる休符のことです。

長さを視覚的に表すと、上の図のようになります。

 

全休符を基準に数字が大きくなるほど、だんだんと半分ずつ短くなっていきます。

濃い色で示している部分が、その休符の長さにあたるので半分になっていくのが分かりますよね。

 

音符と休符は形は違えど、数字が同じものは同じ長さぶん演奏したり休んだりするものになるので両方セットで覚えておきましょう!

 

 

 

全休符と二分休符の覚え方のコツ

全休符と、二分休符の違いが似ているので覚えにくいですよね笑

ここで覚え方のコツを一つ。

 

全休符の方が長いので重いイメージがしませんか?

全休符は重いからぶら下がっていて、二分休符は軽いから線の上に乗っかることができる!

なんて感じ覚えてみてください!!!

 

 

付点音符と付点休符

付点と付点音符とは?

音符や休符の右隣に点を付けたものを付点音符・付点休符と呼びます。

 

付点は付けられた音符や休符の長さの2分の1を表します。

 

それによって付点音符や付点休符の長さは、

単純音(休)符の長さ+その2分の1の長さ 

となります。

 

付点音符の例

全音符+二分音符=付点全音符

二分音符+四分音符=付点二分音符

四分音符+八分音符=付点四分音符

八分音符+十六分音符=付点八分音符

十六分音符+三十二分音符=付点十六分音符

三十二分音符+六十四分音符=付点三十二分音符

 

付点休符の例

全休符+二分休符=付点全休符

二分休符+四分休符=付点二分休符

四分休符+八分休符=付点四分休符

八分休符+十六分休符=付点八分休符

十六分休符+三十二分休符=付点十六分休符

三十二分休符+六十四分休符=付点三十二分休符

 

音符の部分名称

音符のそれぞれの部分には名称が付いています。

覚えておきましょう。

 

全休符の特別な使い方

全休符は全音符と同じ長さの単位の休符です。

但し全休符のみ特別に一小節間全部の休止にも利用されます。

 

その場合拍子が4分の4ではなく4分の3や8分の6だとしても、全音符のみが書かれていればその小節は完全にお休みになります。

 

 

音符を記譜するときの注意点

「ぼう」の方向

記譜するとき、音符の「ぼう」は上下どちらに向けて書いても良いというわけではありません。

 

第3線よりもに「たま」があるときは、向きに
第3線よりもに「たま」があるときは、向きに

付けるのが普通です。

第3線上に「たま」がある際はどちら向きでも大丈夫です。

 

但し、八分音符以上に短い音符で前後の音符と連結して記譜する場合は前後関係などによって読みやすいように記譜をします。

 

線の名称はこちらの記事を読んで下さい。

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「ぼう」の長さ

「ぼう」の長さは1オクターブ分の長さにそろえると楽譜が読みやすくなります。

例えばドの「たま」上に「ぼう」を書いたら、1オクターブ上のドまで伸ばします。

 

但し八分音符以上に短い音符で前後の音符と連結して記譜する場合は前後関係などによって「ぼう」の長さもこの限りではありません。

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