歌謡形式と1部形式とは?

音楽理論

前回の復習!

前回の楽式論の記事で、小楽節と大楽節について紹介しましたよね!

小楽節と大楽節とは?
楽節って何? 今回は楽節について勉強していきましょう。 楽節とは、曲らしさをそなえた最小のまとまりのことです。 前回の記事で、音楽の動機(モチーフ)について勉強しましたよね! 動機は二小節しかない...

大楽節の部分が特に、歌謡形式を覚えるにあたって重要になってきます。
今回の歌謡形式についての記事を見る前に、この記事を見てしっかりと覚えておいて下さいね。

 

歌謡形式って何?

それでは本題に入っていきましょう!
今回は歌謡形式についてです。

歌謡形式(歌曲形式)とは
1部形式、2部形式、3部形式のことを指します。
簡単な歌や民謡によく見られる形式です。

 

ところで、1.2.3部形式とはいったいどんなものなのでしょうか。
1部形式・・・大楽節が一つで構成されている(基本8小節)
2部形式・・・大楽節が二つで構成されている(基本16小節)
3部形式・・・大楽節が三つで構成されている(基本24小節)
○部形式の○に入った数字の分だけ大楽節があります。

 

ただし、大楽節は100%8小節な訳ではないのでどの形式も長くなったり短くなったりすることがあります。

 

 

1部形式の例

最後に皆さんが知っている曲で1部形式のものがあるので紹介したいと思います。
その曲はこちら!!

 

皆さんおなじみのアメリカ民謡のメリーさんの羊です。
この曲は八小節で、一つの大楽節から構成されています。
前半の小楽節と後半の小楽節がよく似ているため、AA’であると分析することが出来ます。

 

自分でも短い曲から、分析してみて下さいね!

 

2部形式・3部形式・小3部形式については次回!
2部形式・3部形式・小3部形式 とは?
2部形式 2部形式は前回の記事でも紹介しましたが、二つの大楽節から構成される主に16小節の形式です。 2部形式の構成パターンには次のようなものがあります。 パターン1、似たもの同士 前半と後半が類似した性格の大楽節で構成...
タイトルとURLをコピーしました