拍子記号と強拍・弱拍

音楽理論

拍子記号を勉強しよう!

楽譜を見ると必ず、一番はじめの部分(音部記号や調号の隣)に何拍子か表す記号が書かれています。

例えばこのようなもの↓

こういった分数で書かれている記号のことを拍子記号といいます。
今回はこの拍子記号について勉強していきたいと思います。

 
ちなみにこれは、四分の四拍子と読みます!
 

拍子記号の分母が表すもの

拍子記号の分母は、何音符が一拍の単位とされたかを表しています。
 
さっきの四分の四拍子だったら、分母は4なので四分音符

八分の六拍子だったら、分母が8になるので八分音符  です。

 

拍子記号の分子が表すもの

拍子記号の分子は、何拍子かを表します。
簡単に言うと、一小節に分母で示した長さの音符が何個入るかを表しています
 

さっきの四分の四拍子だったら、四分音符が4個
八分の六拍子だったら、八分音符が6個  入ります。
 

拍子記号の簡略化

拍子記号は慣習で、分数で書かなくて代わりの記号で表す場合があります。
 

4/4はこのCみたいな記号で表します。

2/2Cに縦棒が刺さったような記号で表します。

 
ちなみに手書きで記譜するときは、本当にCやCに縦棒を引くだけで大丈夫ですよ!
 

強拍と弱拍

拍の中でも、一番重心が置かれる強拍と、それ以外の拍の弱拍があります。

拍子というのは連続していて、一定の周期で強拍と弱拍が現れます。
 
強拍は必ず小節の一番最初に出てきます。
そのため、一つ目の強拍から次の強拍までの間が一小節にあたります。
 
例えば四拍子の場合は、  中強中強・・・

三拍子の場合は、     ・・・

というようになります。

 

例えば、伴奏を弾く際に強拍に少しをかけると、よりリズムが分かりやすく演奏が出来ますよ!
また、メロディの場合は重心をかけるために強拍は弱拍よりも長い単位の音符で書かれる場合も多いです。

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