指番号は絶対に守らなきゃいけないですか?
よく、ピアノの指導をしていると指番号は必ず守らなければいけないのかと聞かれます。
たまに、とっても弾きづらい番号が書いてある場合もありますよね笑
楽譜に書いてある指番号が全て正しくて守らなければならないのでしょうか?
そもそも、指番号とは?
指番号は、親指から小指まで順に1〜5の数字を当てはめたものです。
親指=1
人差し指=2
中指=3
薬指=4
小指=5
となっています。
これは、日本だけのものではなく海外の楽譜等を見ても同じです。
指番号は、必ずしも守らなくても大丈夫!
結論から言うと、指番号は必ずしも守る必要はないです。
例えば、同じ曲でも楽譜の出版社が違うと違う番号が振ってあることもあります。
指番号は、作曲者が書く場合もあれば、編集者が書いた場合もあります。
指番号によってフレーズの切れ目を表現しやすくする効果もあるので、色々なやり方を比べてみて自分が1番弾きやすいものに近付けられるといいですね。
久々に弾く曲だと、以前弾いた時と違う指の方が弾きやすくなってたりする場合もあるので、メモしておくと良いかもしれませんよ。
人それぞれ手の形も長さも違うので、工夫してみましょう。
でも、はじめのうちは指番号を守った方がいい場合が多いです
指番号は必ずしも守る必要はないと言いましたが、初心者の場合は指番号を守った方がいいと思います。
不自然に手をひねったり指に負担のかかる指番号でそのままひいてしまうと、良くない癖がつくだけではなく手を痛めてしまう場合もあります。
手に負担をかけない指番号を自力で考えられるようになるまでは、書いてある通りに弾く方が良いかもしれません。
本に書いてあるのが弾きづらい場合は先生に相談してみるのもいいかもしれませんよ(^^)